ピロリ菌とは胃の粘膜に潜り込んでいる細菌です。ピロリ菌に感染していると、胃が炎症を起こし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を発生することがあります。
ただ、ピロリ菌の保菌者が必ず胃腸の疾患にかかるわけではないですし、逆に胃炎だからといって、ピロリ菌が必ず存在するわけでもありません。
しかしながら、胃がんの患者のほぼ全員にピロリ菌が存在していたという報告もあり、現在もその研究が進んでいる最中です。
ピロリ菌の感染経路は衛生環境が影響しており、例えば、上下水道の普及が十分でない地域ではピロリ菌は口から進入します。
浄水設備や水洗トイレなどの衛生設備の普及してきた若い世代に感染者が少なく、40歳以上では約80%の人が感染しているのも特徴の1つです。
ピロリ菌の有無の検査するのは簡単で、検査用の薬を飲んで、少ししたらポリ袋に息を吹き込み、その息を検査したら完了です。
ピロリ菌は2種類の抗生物質と胃酸の分泌を抑える薬の合計3剤を同時に1日2回、7日間服用し、4週間後に再検査するのが一般的です。抗生物質の組み合わせは数種類があり、人によって効果が異なるのが現状です。